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婆のところの、爺のそのまた爺婆がね、
正に「夫婦ほぼ同時に」亡くなったのよ。
たまに喧嘩もしてたけど仲良くてね。
金婚式も済ませた、
そうね、結婚して60年以上だったはず。
父はまさに能面というくらい表情が動かない
性格も口調も淡々としてて、
家族にも丁寧語で話す
けして怒らず、怒られるようなことをしても、
何故そういうことをして、
これからはどうしたらいいか、理路整然と諭す
物心付く前から私と兄を
「私さん」「兄君」と呼ぶような、
父というよりも先生とか上司みたいな人だった
その上、単身赴任してるか出張してるかで
子供との接点が薄い人だった
今日の夫
台所で作業していたら居間から
旦那のノリノリな歌声が聞こえてきた。
「ファッションマーッチョ〜♪
ファッションマーッチョ〜♪」
と腰フリながらスーツに着替えていた。
家族で焼肉食べに行ったら
近くのテーブルが小さい子連れだった
多分4歳くらい?で、
おじいちゃんとおばあちゃんに
「○○くん好きな食べ物なに?」
て聞かれた
衝撃的な体験というかなんというか。
いつの間にか嫁が
手話ができるようになっていた。
今日子供と嫁とでショッピングモールを
ブラブラしてて、
お歳暮コーナーを見てたら、
レジでなんか困ってる風のおじいさん客と
若い女性店員。
「気に入ったものがあったら
余程でない限り挙げるから
掃除手伝って」
と頼まれて父の物置の掃除を
手伝ってきた。
俺の親戚の間で有名な話。
姪が小6のとき、下校中に
クルマから降りてきた男に腕を掴まれ、
危うく連れ去られかける
という事件があった。
姪が激しく抵抗していたら、
どこからともなく仔犬が現れて、
猛然と男の足に噛み付いた。
男は驚いて逃走し、事無きを得た。
仔犬は姪を送るように家までついて来た。
話を聞いた両親は仔犬に大変感謝し、
そのまま家で飼うことにした。
婆の知り合いにね、
75歳でご主人を亡くしてから
77歳で大学に行った
大先輩婆さまがいるの。
社会人枠ではあるのだけど、
この年齢で大学に行こうって思う
その気持ちが素晴らしいと思うの。
今年の梅雨時のこと。
曇り空だから大丈夫だろう、と
ベビーカーに赤を乗せて
買い物に出かけたら帰りは土砂降りに。
父のDVがひどく、
それに耐えきれなくなった母が
私(当時3歳)を連れて夜逃げしたので
私は父の顔も名前も覚えていません。
父親という存在を知らないまま育ち、
居候先の親戚に虐待されたり、
酔っぱらった父が襲撃して
私を連れ去ったため警察にドナドナされたり
と、色々ありましたが母となんとか2人で
暮らしていました。