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日常・その他

【当然の対応】「私はもっと長男として!皆に重んじられ、敬われていいと思う!」

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祖父の法事の時の会食で、
久しぶりに会うおじおばやいとこたちと
楽しくしゃべっていた。

だけど祖父の長男(伯父)一家だけは話に加わらないで、
会場の端の方のテーブルに固まっていた。

私が仲のいい叔母と叔母の家のネコについて
話していると、
さっきからこっちをチラチラ見ていた伯父が、いきなり
バン!
とテーブルを両手で叩いて立ち上がった。

みんなびっくりしてそっちを見た。

が、そもそも伯父は昔から『かまってちゃん』なので
(なんだ、またあいつか)
と視線をそらしてそれぞれの話に戻った。

 

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伯父は誰もかまってくれないので
エヘンと咳払いをして、
「偉大なる父(祖父のこと)の法事で!
 皆に言っておきたいことがある!」
とこぶしを振り上げた。

私は叔母の家のネコが、塀から落ちた話に
夢中になっていた。

伯父は大声で
「いつも考えていたんだが!
 私が父の長男だ!
 なのにいつも私は弟や妹や親せきに
 ないがしろにされている!
 私はもっと長男として!
 皆に重んじられ、敬われていいと思う!」
と演説。

私は叔母の家のネコが、塀から落ちて
ネコのくせに足の骨を折った話に
夢中になっていた。

他の親せきも、それぞれの話を続けていた。

そして食事が終わったので、文字通り
『振り上げたこぶしの持って行き場所』
に困っている伯父とその一家を置いて退出した。

 

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