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【涙腺崩壊】おばさん「お通夜のしきたりは~」私「形式も大事ですが何より気持ちでしょうが!」

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弟は成長するにつれてやんちゃになり、
悪ガキになっていったが、
何故かおじいさんにだけは
とても優しかった。
不思議なことに、筆談してないのに、
弟はおじいさんが歩いてるのを見かけると
「○○さん、どしたの?」
「買い物行くの?病院?」
「そっか、買い物か。
 何がいるの?買ってきたげるよ」と、
意思の疎通ができていた。

 

時々、調理実習で習った料理を家で作って
「○○さんに持ってく」と
届けたりもしていた。
おじいさんは子供達を可愛がっていたけど、
特に弟を可愛がっているようで、たぶん
孫みたいに思ってくれてたんだろう。

 

弟は反抗期で親や私には悪態ついても、
祖父母やおじいさんには優しい子だった。
就職した時、初給料で祖父母含めて
家族を寿司屋に連れてってくれた時も、
お店に「寿司折お願いします。お好みで」と、
おじいさんの好物を選んで
折にしてもらって持っていってた。

 

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風邪をひいて寝込んでいるらしい
と聞いた時には、
仕事を休んで看病したり、
病院に送り迎えしてた。
仕事帰りにおじいさんの薬をもらってきて、
ついでだからと食料や雑貨を買ってきたり、
家電が壊れたら何とか直してあげたりと、
正直どうして他人のおじいさんに
そこまでするんだろう、ってほどだった。
祖父母の通院も手伝ってたけど、
そのおじいさんには特に優しかったから。

 

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