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夕方になっても俺の姿が見えないと、
ヨウムとハスキーは家で良く騒いでたらしい。
それで父親もはてと思い、
ハスキーを連れて出てみると、
いつも俺をみつけてくれた。
んで連れられて家に帰ると、
玄関で待ってたヨウムが肩に止まって
「オカエリ、オカエリ、ヨカッタネェ〜」
と連呼する。
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俺は間違いなく二人を兄弟だと思ってたし、
彼らもまた、俺を弟の様に思っててくれた
と思う。
ハスキーは俺の大学合格を見届けるかの様に、
それから間もなく、19年の生涯を終えた。
ヨウムは俺が就職して間もなく。