Sponsored Links
発狂した米屋が
子供の癖に生意気だ泥棒だ、
と怒り狂う中、
近所の人に騒ぎを聞かされた曽祖父が
畑から帰宅。
米屋と祖父から話を聞き、
分かった、
と言うと表情を一変。
「子供とはいえ、男同士の約束。
そちらが違えるのは勝手だが、
うちの子には命に代えても守らせる!!」
と鬼のような形相で一喝。
Sponsored Links
普段、物静かで朴訥とした曽祖父の
あまりの剣幕に血相を変えた米屋、
慌てて落ち着け、落ち着けと繰り返した後に
「約束なら仕方ない。
ただし二俵目は証明する為に
使っただけだから」
と言ってそそくさと一俵を荷車に積んで
帰っていった。