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大人になって結婚する時に知ったんだけど、
おばあさんは、本家の大奥様。
男の子たくさんと、
女の子を一人産んだんだけど、
この女の子を幼いうちに病気で亡くしていた。
たった一人の女の子で、
しかも年が離れた末っ子だったので
とても可愛がっていたんだだけに、
亡くしたときの悲しみも深く、
当時は後を追って死んでしまうんじゃないか
という落ち込みようだったらしい。
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この女の子が「みっちゃん」。
そして、私がそのみっちゃんとそっくり、
瓜二つだったらしい。
私を見たときのちょっと妙な反応は
そのせいだったそうで、
おばあさんやその息子たち
(=みっちゃんの兄たち)曰く
「顔立ちはもちろん、ものを食べる様子や
ちょっとした仕草がみっちゃんそのもの」
「まるで生き返ってきたみたいだ」
というくらいそっくりだったとのこと。