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最後尾にいた旦那は前から逃げてきた班員へ
身振りで避難を指示しつつ
イノシシを刺激しないように
ゆっくりと前進し、
わたしを助けにきてくれたのです。
旦那は私の前に進み出ると、
イノシシから目を離さないままで、
「ゆっくり下がれ。
襲ってきたら、俺がちょっとでも抵抗して
食い止めるから、おまえ、
振り向かずに全力で逃げろ」
と指示しました。
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そして三脚とハリバートンケースを手に
身構えること数分?数十秒?
…イノシシは山裾へと消えていき、
後ろをウリ坊が5匹ほどちょこちょこと
着いて行きました。
「子連れ…マジでやばかったのかよ」
と嘆息する旦那と涙目ですがりつくわたし。