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7、8歳の小さな男の子と、
おそらくその子の妹であろう
3、4歳の女の子が自分を見ていた。
ちなみにその近くには自販機とかの類は
一切無い。
一番近い所でさえ結構な距離である。
その炎天下の中、
一言も口には出さないが飲み物を
欲しがってたのはすぐに分かった。
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自分は新しい紙コップに注いで
「ほら」と男の子の方に渡した。
するとその子も喉が乾いてたろうに
受け取った紙コップに口をつけず、
先に妹の方へ差し出した。
小さい両手で紙コップを持って
ポカリを飲んでる妹…
それを見守る兄がとってもいじらしかった。
当たり前と言えば当たり前なんだが、
なぜかとっても嬉しかった覚えが有る。
なんか嬉しかったので
まだほとんど残っていたペットボトルを
兄の方に渡した。
小さな体でペットボトルを抱えて
持って行く姿がとっても微笑ましかった。
まだまだ日本も捨てたものではないな、
と思うと同時に、某南の拳のレ○の気持ちが
分かったような気がした。
引用元:sk2ch
画像・動画出典元:pixabay