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不思議体験

【ほんのりと怖い話】同居人「お前には見えないのか?」佐藤「なにかいるの!?お供えしなきゃ!」同居人「えっ」

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うちの親父から聞いた話。

 

親父が大学3〜4年の間、
男3人で小さくて古い一軒家を借りて
住んでいた。

 

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といっても、
家賃をちゃんと払ってるのは、
親父と鈴木さん(仮名)だけ。
もう一人の佐藤さん(仮名)は
あまりにも貧乏なので、
居候させる代わりに、家の掃除、
ゴミ出しなどを
やってもらうことにしていた。
(親父と鈴木さんは、
 佐藤さんの困窮ぶりを助けてやろう
 ということだったらしい)

 

間取りは3LDKで、
LDK6畳・6畳・6畳に4畳半。
佐藤さんが4畳半。

 

この佐藤さんの4畳半に「出た」。

 

親父も、鈴木さんも、何度も見たのが、
恨めしそうに正座する白髪の老婆。

 

出るタイミングも、朝昼晩関係なし。
多い時には一日に三回くらい見る。
4畳半の襖が開いている時、
何気なく目をやると、
中に白髪の老婆が恐ろしい形相で
正座している。

 

来客の中にも見た人が
5人ほどいたらしい。

 

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