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不思議体験

【ほんのりと怖い話】同居人「お前には見えないのか?」佐藤「なにかいるの!?お供えしなきゃ!」同居人「えっ」

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やがて、
親父たち3人は就職試験を受け、
それぞれが望む職に付き、
引っ越す日が来た。

 

遠方に住む大家さんに話をすると、
親父たちが引っ越したら、
その家は取り壊してしまう予定だから、
特に大掃除などはしなくていい、という。

 

それでもやっぱり
2年間お世話になった部屋だからと、
最終日それなりに掃除を済ませると、
もう夜中になっていた。

 

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3人が最終電車に間に合うようにと、
玄関を出て、最後に揃って振り返ると、
佐藤さんが「あっ!」と声を出した。

 

「お前らが言っていたおばあさんって、
 あの人か?」

 

やっと、佐藤にも見えたか!と、
親父と鈴木さんも見たが、
おばあさんはどこにも見当たらない。

 

「ほら、あそこ。
 俺の部屋で手を振ってるよ。
 ありがとう、おばあちゃん!」

 

そして、親父と鈴木さんが見えたのは、
家の屋根からスゥーと上っていく
人魂だった。
(人魂は、佐藤さんには
 見えなかったのが不思議)

 

今から30年前、
東京都板橋区でのお話でした。

 

引用元:sk2ch
画像・動画出典元:写真AC

 

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