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修羅場

【衝撃的】「アナタに出会えて初めて人生楽しいって思えるようになりました」

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蕩々と過去を話す彼女。
虐待の事…男の事…
手首の自殺痕の事…
「だから…諦めたほうがいいよ?」
「でも…好きって言ってくれたじゃん…
 少しずつでいいから
 俺の事信じてくれないかな」
我ながらダサい台詞だったと思う
「うん…わかった…信じてみる」

 

こうして彼女と付き合うことになったが
ここからがホントに大変だった

 

彼女曰くトラウマと言うのは、
何気無い時でも簡単に
フラッシュバックしたり
防衛反応を起こすらしい。

 

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当時部屋で二人でまったりしてても
俺が不意に動くと頭を抱えてガードしたり、
彼女が飲み物をこぼしたときは
「ごめんなさい…殴らないで」など
常に俺の挙動に怯えていた。

 

また、メールをしていて途絶えたので、
寝たかなと思っていると深夜に部屋へ来て
メールを返さなかった事を謝りに来る
なんてこともあった。

 

「大丈夫…この部屋にはそういう事
 絶対ないからな…」
そう言って彼女を落ち着かせる事しか
出来ない自分が虚しかった。

 

そんなある日彼女がこんなことを尋ねた
「俺君は怒ったりしないの?」
少し迷いながらも
「あんまり酷い目にあったら怒るよ?」
「メール返さなかった時は
 怒らなかったよ?」
「別に怒るような事じゃないじゃん」
「謝ったから?」
「あの日…別に謝ったりしなくても
 俺は怒ったりしなかったよ?」
「なんで?」
「疲れて眠かったりなんて事
 誰だってあるじゃん」
「そうだけど…」

 

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