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【やさしい人のお話】オッチャン「少年、帰らないのかい?」自分「うん…」オッチャン「…これ食え」

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んで、またオッサンが来た。
今度はミスタードーナツの箱を
持ってきた。
んで、これ見よがしに俺の前のベンチで
食い始めた。

 

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俺も当時は子供だったから、
ソレをじーっと見てたら、
オッサンがニヤリと笑って、
こっちにドーナツを一個くれた。
今でも大好きなエンゼルフレンチ
だったのを鮮明に覚えてる。

 

そこから色々話した。
普通に、「母ちゃん幾つ?」とか、
当時の仮面ライダーの話とか。

 

それが、そのオッちゃんとの出会い。
アルマーニのスーツを、
「男のスーツ。」と拘る変な人だった。

 

それ以降、母親の帰りが遅いときは、
公園でオッちゃんと会うのが
楽しみになった。
 

 

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