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感動

【切なくなる思い出】自分「願いが書かれた折鶴…あっ!」→思い出の場所へ行ったら…

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先日、母の遺品を整理していたら、
メモや広告の裏に、
おもちゃや漫画の題名等が書かれた紙が
数枚出てきた。
どうやら小さい頃に
私が書いたものらしい。
だが、思い出せない。

 

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するとその中に、
「おかあさんのびょうきが
 よくなりますように。」
と書かれた折鶴が出てきた。

 

「あっ!」

 

私の記憶がいっきに駆け戻る。

 

昔の私は遠慮がちの子供だった。
体の弱い妹の看病に
付きっきりだった両親に、
気を使っていたのかもしれない。
欲しい物があっても、
口に出す事はなかった。

 

そんな私はいつの頃か、願い事を
押入れ上の天井裏に
忍ばせるようになった。

 

私の部屋の押入れから上がれる
天井裏は、秘密の場所だった。
よく宝物を隠したものだ。

 

この願い事を書いた紙切れも、
いつか叶うのではないかと
隠しておいたものだ。

 

思い起こせば、その願いのほとんどは
叶っていた。

 

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