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修羅場

【修羅場】友人「もしもの事があったらお互いの恥ずかしい物を隠滅し合おう」自分「おk」→結果…

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その後、親友は回復した。

 

足と腰の骨を折る重傷だったが
命に別状はなかった。
あまりの安堵で、俺は親友に
「黒歴史を回収したぞ」
と言うのを忘れた。

 

退院してきてからでいいやと思い、
普通に生活していた。

 

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もう想像つくと思うが、
その親友の黒歴史を親父に発見された。

 

俺の机には隠し引き出しというものが
なかったので誰でも簡単に見れた。

 

しかもうちの親父は
おしゃべりクソ野郎だった。

 

ノートの中身やエ○いスクラップブック、
そしてラブレターの女の子の名前まで
バラされた。

 

その子はあくまで親友の好きな子であって、
俺は別に好きな子がいたのだが、
親父のせいで俺はその子を好きだ
ということになってしまった。

 

しかも親友の書いた妄想ラブレターは、
すでに二人が付き合っていることを
前提とした煩悩全開のかなり痛い
内容だった。

 

ほとんど忘れたが
「きみと交わした明け方のフレンチキス」
ってフレーズだけ覚えている。

 

結局俺は中学を卒業するまで
その子に避けられ続け、
本当に好きだった子にも距離を置かれ、
クソ親父には「プワゾン」という渾名
(親友の小説の主人公のコードネーム)で
呼ばれ続けた。

 

親友に感謝され、
友情が壊れなかったのだけが
唯一の救いだった。

 

その後、成人式の同窓会にて親友が
上記の話を発表してくれて
濡れ衣(?)は晴れた。

 

が、代わりに親友が「プワゾン」
と呼ばれるようになって少しワロタ

 

引用元: すかっとしていきませんか | sk2ch
画像・動画出典元:pixabay

 

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