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当然、地元の少年サッカーチームから
声がかかっていたし
本人も入りたいようだったが、
叔母が許さなかった。
というのも叔母は父親を尊敬していたし、
自分が一人っ子だったから
「家族でオーケストラ」
というのに強く憧れていて、
長男には弦楽器、次男に打楽器、
唯一の女の子である長女には満を持して
ピアノを教えていたのだが、
残念ながらそっちのセンスには
恵まれておらず…。
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それでも幼い頃からの英才教育で、
私なんかが聞くと立派に弾いていたのだが、
叔母からすると全然ダメだそうな。
長女ちゃんはけっこう遅い時間まで
ピアノの練習漬け。
相当きついことも言われたらしいが、
小学校卒業するあたりになれば
自分に才能がないことに
気づいてくれるだろうと耐えていた。
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