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お言葉に甘えて乗せてもらったものの、
私はアバウトな地域名と
家の外観しか覚えていない。
それでも運転手さんは
「OK、大丈夫だ。
必ず家まで送るから心配するな」
と言って一緒に家を探してくれた。
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小一時間走り回った末、
やっと我がホームステイ先発見!
何度も何度もお礼を言って、
バスの最大運賃の倍を払おうとしたら
運転手さんは
「お金なんて要らないよ。
わざわざ日本からこの国に勉強に
来てくれた事が俺は嬉しいんだ。
でも、次からはちゃんと住所を書いて
携帯するんだよ。危ないからね」
と言って、受け取らなかった。
ホントありがたくて泣きそうだった。
名前は分かったので、後日
そのバスの営業所に彼宛ての手紙と
ささやかなプレゼントを送った。
あの運転手さん、元気かなぁ。
引用元: すかっとしていきませんか | sk2ch
画像・動画出典元:pixabay