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その時、後ろで
「どうしたの?」と男の人の声が。
振り向くと近くの高校のラグビー部の
ユニフォームを着たお兄さんがいた。
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泣きながら帽子を指さすと
「落としたのか…取りに行こうとしたの?」
と言われ、頷くと
「ここはね深いし流れも速いから危ないよ。」
と言われた。
「あぁ怒られる!」
と思うと涙が止まらなくなり、一層大泣き。
するとお兄さんが「ちょっと待ってな。」
と言い川へ飛び込んだ。
ピューっと泳ぎあっと言う間に帽子を掴んで
戻ってきた。
びっくりしながらも
「ありがとうございます!」とお礼を言った。