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私も、負けじと
「おかあさまこそ!ふざけないでよーっ!」
と叫んで、棚の鍵へ棒をヒット!
だけど惜しくもキーンって音をたてて開かず。
それから、ぎゃーぎゃー女二人でわめきながら
棚をガシガシと叩きまくる。
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何回か叩いたら、
私の手が滑っちゃって鍵に当ててたつもりが、
棚のドアのガラス部分にクリーンヒット!
そのまま、ドアが壊れちゃって
中身が取れる状態に。
ウトは、ギャーギャー叫びながら私たちを
止めようとするけど、空気を読んだ夫が
「ほら、念願の嫁姑戦争だから観戦しなよ」
と、ニタニタと笑いながら、
ウトを羽交い絞め。
トメが中のウィスキーを引きずり出し、
まずは一本あけて、流しへ流す。
「嫁子の罪は下水へと流しましょうねぇ~」
なんて訳の判らないことをいいながら。
私も調子に乗っちゃって、
ガッと2本つかんで、
「じゃあ私はその倍おかあさまの罪を
流します!」と、ドボドボドボ。
ほぼ、全部のウィスキーは次々と
下水へと流されてしまいました。