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ほのぼの 感動

自分「あれ…お父さん泣いてる…」→自分「夢だったのかな…」父「夢だな」→結婚式の前夜、父が…

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当時、
とにかく忙しい職場に勤めていた父は、
朝は私が起き出す前に出勤。
夜は就寝後に帰宅の日々。
寝顔をそっと覗き見るのが日課で、
このままでは娘に顔を忘れられてしまうと
不安に思っていたらしい。

 

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そんなある日、
いつものように寝顔を眺めていると、
私が目を覚ましてしまった。
やばい、良く寝ていたのに、
ぐずってしまうかも知れない…
父が焦っていると、
私が寝ぼけ眼のまま
「おとーしゃんだ」と言って、
ニッコリと笑ったらしい。

 

ろくに顔をあわせることもできず、
たまの休みにも疲れ果てて
寝ていることが多い。
しかもこんな夜中に起こされて、
それでもこの子は自分の顔を見て
喜んでくれるのか、
こんなふうに笑ってくれるのか、
と思ったら、愛しさが込み上げて
思わず泣いてしまったらしい。

 

それがどうにも恥ずかしくて照れくさくて、
どうしても本当のことが言えなかった。
嘘付いててスマン!と告白される結婚式前夜。

 

内心は萌えつつも、
明日目が腫れたらど-してくれる!!
と私が切れたので、笑い話になったが、
父が涙を流していたあの記憶は
私にとって良い思い出になった。

 

引用元: すかっとしていきませんか | sk2ch
画像・動画出典元:pixabay

 

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