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それを見て、小姑が一言
「じゃあ、好きにしちゃいますね」と
棒立ちになってる家族に
次々と指示をする小姑。
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「弟、鯛の入ってた発泡スチロール、
まだ捨ててないよね?
鱗よけにするするから持ってきて。
兄、ウチの分じゃ足りないから、
そこのコンビニで氷買ってきて。
父さん、タライと、居間の戸棚から
一番大きい平皿取ってきて。
母さん、魚焼く網と大きな鍋出しといて。
兄嫁(私)さんは、弟嫁さんを床の間に
持ってったら、すいませんけど台所
手伝ってください」
そこからは、まさに
華麗な立ち振る舞いだった。
どこからともなく(後で知ったが
小姑の仕事カバンから)長めの出刃包丁が
出たかと思ったら、あっという間に
鯛を血抜き→鱗取り→三枚卸
→鯛の尾頭付き御作り。
タライの氷水に伊勢海老投下
→いとも簡単に兜割り(やらせてもらったら
すごく硬かった。コツが要るらしい)、
または尻尾分離
→伊勢海老の半身焼きと伊勢海老の御作り
鯛の骨と伊勢海老の頭で出汁とって
味噌汁まで出来上がった。