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そういいながらすっごい自然に
トメから娘を取り上げたと思ったら、
ぽかんとする私に娘を渡してくれた。
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「ね、お母さんも女で幸せですね~
こんなにかわいい赤ちゃん産めて。
毎日お母さんって呼んでくれて
一緒にお散歩できますね。
…それとも、男の子がよかったですか?」
私と目線を合わせながら
そう聞いてきてくれて、そうしたら、
妊娠した時の事とか、大きいお腹の事とか、
出産のときのことを思い出して
ぶわーって涙があふれてきて、
「どっちでも私の大事な子供です」って
涙も鼻水も流してしゃくりあげながら答えた。