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【心がなごむとき】爺さん「………」犬「おっと、危ない」爺さん「………」犬「いつでもいけるぜ!」

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後日談ってわけじゃないんだけど、
結局父親は胸椎ガンで、
背骨を2コセラミックに取り替えるという
大手術の後、胸椎下全マヒという
えらいこっちゃ状態に。

 

オヤジいわく肘の内側を
ガンッってぶつけた時の、あのビリビリ感が
胸の下全部ずっとな感じだったそうです。

 

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それからは医療費に1000万近く請求されるわ、
カーチャンも金策と看病で
疲れ果ててヘロヘロになるわ、
ガチナマポ寸前までいったけど、
さすがにそれだけは避けたくて
もうホント働きまくった。

 

大病人抱えた全生活費が、
当時23歳の俺の肩に全部のしかかるという
ちょっと考えたくない状態。

 

だけど、退院してもオヤジ動けないもんだから
荒れる荒れる。わがままばっか言いよる。

 

爺ちゃんと犬の話は
カーチャンにだけはしてたんだけど、
ある日荒れるオヤジに
「あんたの息子はそんな思いで働いてんだよ!」
ってその話をして怒ったらしいんだ。
そしたらオヤジえらく反省して、
「おい息子よ、天井にフックを付けて
 ロープ通してくれないか」とか言い出して、
紐で足吊ってリハビリしだした。

 

まあ、歩けるようになる感じは
一切しなかったんだけど、
いろんなリハビリグッズを手作りして、
ずーっとやってた。

 

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