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ほのぼの

私(あのお爺さん、奥さんいたんだ。幸せそうだなー)→奥さん「あわわわわ」私「ん?」

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さて、エビ天そばを提供して間もなく、
「あわわわわ」と聞こえた奥様の声。

 

事情は聞くまでもなく、
真っ赤に染まったエビ天そばが
テーブルにあって、
奥様は丸っと開けた一味を持っていた。
奥「どうしましょう、どうしましょう」
と慌てっぷりが可愛くて
しかたなかったので、
「作り直しましょう、
 一味蕎麦は私がいただきます。」

 

休憩間際だったので、
私の作成途中のたぬき蕎麦を
急遽、エビ天そばに変更し、
奥様に提供し直した。

 

奥様は大層お礼を言ってくださったが、
お爺様は一味の使い方を説明しそびれたのを
悔やんでいる様子。
すると、一味をかけて食べたい奥様は、
「一味はどうしたら上手く使えますかね?」
とお爺様に聞いていた。

 

ぱぁっと表情が明るくなり、
お爺様は奥様に
蓋の開け方を一生懸命教えていた。
私は老夫婦の仲の良さに憧れを抱いたよ。

 

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ご夫婦は食べ終わってから、
再度お礼を言われ、帰路に。

 

私は一味にむせ込みながら、
完食しましたとさ。

 

終わり

 

引用元: すかっとしていきませんか | sk2ch
画像・動画出典元:Public Domain Pictures

 

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